NBAドラフト。
NBAのドラフト指名会議が、ニュートークで開催されました。
正直なところ、私はNBAは好きでよく見ているのですが、指名選手の大半がプレーする
NCAAはほとんど見ていません。
したがって、指名された選手のことを詳しく述べる事は出来ませんが、それなりに気がつ
いたことを書いてみたいと思います。
まず、全体のトップ指名はイタリア出身のPFアンドレア・バルニャニでした。
国際エントリー(アメリカ人でない選手)の選手がトップ指名されたのは、2002年の
ヤオ・ミン以来のことになります。
この他にも、1順指名で5人2順指名で8人、国際エントリーの選手が指名され、NBA
の国際化が顕著になっています。
また、トップ5の指名のうち4人がPFということも、今年のドラフトの特徴だと思われ
ます。
指名された選手のサイズを見ていくと、1順2順合わせて60人中38人が2mを越えて
います。
逆に身長が190cm未満のプレーヤーは僅か6人にすぎず、さらに180cmに満たな
い選手は、ジャズが2順目(全体の46番指名)で指名したDブラウンだけです。
190cm弱の6人のポジションはいずれもPGです。
これは、NBAにおいては2番(SG)以降のポジションで、190cm未満のプレーヤ
ーは、ほとんどありえないということだと思います。
日本からNBAを目指している、田臥や中川がどれだけ分厚い壁に挑んでいるのか、サイ
ズを見るだけでも分かる気がします。
頑張って欲しいものです。
あと、ドラフト会場でのトレードをしたチームが、延べ14チームありました。
戦力の均一化を徹底的に追求したシステムになっているNBA(NFL、MLBも)のド
ラフトは、いろいろな駆け引きがフェアになされています。
未だに、くじ引き等している日本のプロ野球。
見習う事はまだまだ多いと思います。