2006バスケットボール世界選手権。
準々決勝
ギリシャ 73(12-8,22-16,19-19,20-13)56 フランス
準々決勝に入ってから3試合が消化されましたが、接戦と呼べる試合がありません。
この試合も途中からコア以上に、勝敗の行方はハッキリしてしまったように思えます。
短期間で何試合もこなしていますので、体力的にもきついのでしょうが、それ以上に精神
的なスタミナ(メンタル・タフネス)が消耗しているのでしょうか。
一旦劣勢になったときに、それを跳ね返すだけの精神的な強さが無いように感じられま
す。
世界のトッププレーヤー達ですので、そんなことは無いと思いたいのですが、予選リーグ
だけで6日間に5試合をこなし、ファイナルラウンドに入ってからも既に2試合目です。
いかに強靭な体力を持っていて、それなりにメンバーチェンジをしているとはいえ、相当
にきつい日程であるのは否めません。
ただ、これで4強が決まれば日程的にも大詰めで先が見えますので、精神的にもリフレッ
シュして、良い試合を見せてくれるのではと期待しています。
準々決勝、最後に試合であるアメリカvsドイツぐらい接戦になって欲しいと思いますが
、どうなる事でしょう。
アメリカ 85(23-21,17-18,27-13,18-13)65 ドイツ
願いが通じたのか、前半は1点差と競った試合になりました。
内容的にも、アンソニーが一人相撲を取ってみたり、ドイツのゾーンディフェンスが効果
的だったりで、「もしかしたら」と思わせるものだったのですが、第3Qの入りでアメリ
カに波に乗られてしまい「ハイ、終了。」って感じになっちゃいました。
最終的には20点差を付けて勝ったアメリカですが、ギリシャ戦はもっと苦しくなるかも
しれませんね。
もしかしら、アメリカが決勝に進めないという事も有り得そうです。
これで、9月1日の準決勝は、
アルゼンチンvsスペイン
となりました。
私の希望としては決勝で、
アルゼンチンvsアメリカ
を見てみたいのですが、スペインvsギリシャになっても、全く不思議ではありません。
結果はどうであれ、2試合とも好試合になって欲しいものです。