スーパーGT第4戦、セパン。

1、伊藤大輔ラルフ・ファーマン(ARTA NSX)
2、ミハエル・クルム、リチャードライアン(MOTUL AUTECH Z)
3、ブノワ・トレルイエ星野一樹カルソニック インパル Z)

スーパーGT唯一の国外レース。

毎年、灼熱地獄の中でのレースとなりますが、今年も大変だったようです。

なんといっても、トヨタ勢の惨敗。

最高順位が、昨年までの主力マシンであるスープラに乗った、織戸、土屋組の10位。

今年から、投入したSC430はトップ10に1台も入れませんでした。

やはり、セパンでは経験の蓄積による信頼性がないと、勝てないようです。


このスーパーGTというのは、他のカテゴリーに比べてハンデが多く存在して、非常にわ

かりにくい面があります。

勝ったからといってハンデを負わされ、早いタイヤを履いているからといってハンデを負

わされ、逆にマシンの仕上がりが悪いからといって救済措置を受けたり。

これって、トヨタ、日産、本田といった国産有力メーカーがボロボロの負けて、面目を無

くすのを防ぐ為のルールじゃないのかと勘繰ってしまいます。

ちなみの、今回のレースの最高(最悪)ハンデは、TAKATA童夢NSXの70kgで

す。

人一人を助手席に乗っけて走っているようなもので、あまりにも条件が厳しすぎます。

もっと驚くのは、前戦の富士で、この車は90kgのハンデを背負わされていたのです。

なにか、早いマシンやタイヤを開発するのがバカらしくなるようなルールですね。

とはいっても、この部分だけ気にしなければ、レース自体はメチャクチャ面白いです。

文句をいいながら、レースの開催を心待ちにしています。

次回の開催は、スポーツランドSUGOです。

トヨタ、がんばれ!!