サマーキャンプ、総括、PART1.

微妙にタイムリーではありませんが、サマーキャンプの総括を今日から何日かに渡ってし

てみたいと思います。(ゆっくり、まったり、ツレツレと。)

最終日は都合がつかずに観戦できませんでしたので、4日目まででの印象です。

先ずは、シャンソンの各選手について。


NO,0 永田睦子

3日目に会場に顔を出していましたが、周りをいじくり倒しているだけでした。

それでも気のせいか、チームの雰囲気がグッと良くなった気がしました。

顔を見れただけですが、今年もやってくれそうな気がして安心しました。


NO,3 三木聖美

初日は顔を見せませんでしたが、2日目から試合に出場しました。

今期ここまで、永田とともに一度も顔を見せていませんでしたので、かなり調整が遅れて

いるのかと思っていましたが、予想以上に体も絞れていましたしキレもありました。

藤生のリリーフということもあり、1試合あたり半分以下の出場でしたので、体力の方は

まだまだと思われますが、ゲームコントロールでは貫禄を見せていました。

9月の開幕に向けて、順調に調整出来ているのではないでしょうか。


NO、5 藤生喜代美

今回、主戦PGとして試合をこなしていたのですが、ゲームコントロールという部分では

本人も納得していないと思います。

藤生だけの責任ではありませんが、やはり苦しい時にチームを立て直せないと三木、相澤

のPG2枚看板を脅かせないと思います。

今年は、副キャプテンという重責も担っていますので、何とかプレーでチームを引っ張っ

て欲しいと思います。

とはいえ、昨年に比べてプレーは格段に力強く感じました。

ゴールに向ってのプレーでは、昨年だったら相手をかわしてバックショットにいっていた

ところを、今年は強引にレイアップにいってファウルをもらい、チームの士気を高めてい

ました。

余談ですが、私は試合前の藤生のハンドリングとドリブルのドリルを見るのが大好きで

す。

極端な話、それを見るためだけに入場料を払っても良いとさえ思っています。

最近(ここ2年ほど)は、アップの仕方が変わってしまい、あまり見られなくなり残念で

すが。

今年は、藤生にとっては勝負の年だと思います。

本当に後一息だと思いますので、必死にもがいてPGとしてのプレーを確立して欲し

いと思います。


NO、6 日下部知恵

チームには帯同していたものの、怪我のため全試合DNP。

チームの雑用を手伝っていました。


NO、7 相澤優子

会期中、一度も姿を現しませんでした。(少なくとも、4日目までは。)

まだ、母校のコーチをしているのかな。

開幕までには、きっちり仕上げてくれると思います。


NO、8 石川幸子

ジョーンズカップに参加していましたが、3日目に会場に姿を現し、4日目にはベンチ入

りしました。

試合には出場しませんでしたが、試合中よく声を出しチームを盛り上げていました。


NO、9 川井梢

良くも、悪くも平均点といった感じです。

リーグ戦で出場機会を得るには、何か特化したものが欲しいと思います。

現実問題インサイドへの切り込みはサイズ的に苦しそうでしたので、もっと積極的に3P

を狙って行きたいところです。(勿論確率も上げなければならないですが。)

3Pが相手にとって脅威となれば、必然的に相手ディフェンスが広がってきますので、イ

ンサイドへの切り込みも生きてくると思います。

以前このブログでも書きましたが、チームのメンバー構成と川井の適正を考えた時に、P

Gへの転向も選択肢の一つかと思います。

荏原戦でPGを勤めていましたが、やはりPGとGFでは求められるスキルが違いますの

で、機能していたとはいえませんでしたが、慣れという部分もありますので、再度試して

欲しいと思います。


NO、11 森本由樹

プレーオフや日韓戦での活躍は、大きな自信になっているようです。

滞空時間が長いために、ミドルや3Pのシュートが非常に安定していました。

ポジション争いでも力負けしていませんし、今年は主力メンバーとして出番が飛躍的に増

えるのではないでしょうか。

対戦相手とその日の調子によっては、積極的にスタメンでも使って欲しいと思います。

初日、試合終了間際の負傷退場には心配させられましたが、翌日のJAL戦では19点を

挙げる活躍をしてくれましたので、安心しました。

とはいえ、足の状態は万全とはいえないようなので、開幕までに体調を整えて、最初から

飛ばしていって欲しいと思います。


NO、12 高田真里子

日立HT戦では22点と爆発しました。

Cとしてはスピードもありステップインは鮮やかですし、1.5mから2mの〇度からの

シュートも良く入ります。

ただ、やはりまだ非力な感は否めません。

ポジション争いでは、比較的簡単に押し込まれてしまい、ゴール近くでのプレーを許して

いました。

特にJAL戦では、矢代にいいようにやられてしまいました。

性格もおっとりしているようですが、早急に筋力をつけシャンソンの手薄なC陣の貴重な

戦力になって欲しいと思います。


N0、13 塚野理沙

日韓戦では、その高い能力で我々を驚かせてくれましたが、今回は故障を抱えていたよう

で、本調子ではなかったようです。

日韓戦では、ウリの大型Cに対して非常に上手なディフェンスを見せてくれましたが、今

回は故障の影響もあってか、今一つの出来だったように思います

高田と同じく、JAL戦では矢代にしてやられましたので、リーグ戦では是非リベンジし

てもらいたいと思います。(とはいっても、塚野も17点取っているのですが。)

体の使い方が非常に上手いので、体調が整えばディフェンスの場面でもかなりの戦力に

なるかと思います。

塚野がある程度相手Cを抑えられれば、永田の負担が軽減され、攻撃に力を入れること

が出来ますので、チームとしては期待したいところです。

ゴール下、若しくは近くでのシュートも安定していますので、試合で使えば必ずある程度

の結果を残せる選手だと思います。


NO、23 池住美穂

若手のメンバーの中では、森本とともにエース格です。

1試合平均で20点を越えていて、スピードもパワーも格段に増していました。

サマーキャンプの出来としては文句のないところですが、リーグ戦でレギュラーポジショ

ンを狙うのであれば、やはり3Pの確率は上げておきたいところです。

今のままであれば、レギュラー陣を凌駕できる部分無いので、6マン止まりになってしま

うと思います。

全体的に3Pが少ないチームの中で、高校時代のように高い確率で3Pを決めれるように

なれば、必ずポジションは取れると思います。

超積極的な池住のことですから、必ず結果を残してくれると思います。


NO、24 中川聴野

怪我のためジョーンズカップに出場せず、チームに帯同していました。

日下部とともに練習の手伝いや、雑用をこなしていましたが開幕には是非間に合って欲し

いです。

中川の思い切りの良いシュートは、相手のディフェンスを広げますので、他の選手のイン

サイドへのペネトレートを助けます。

物怖じしない積極的な性格のようなので、体調さえ整えば即チームにフィットすると思い

ます。

初年度からの活躍に期待します。


NO、25 藤吉佐緒里

荏原戦で16点を挙げたものの、その他の試合では2桁に届かず藤吉の能力からすれ

ば、物足りない数字だったと思います。

ただ、チーム事情から本来予定されているSGではなく、インサイドで起用されていまし

たので、その点は考慮する必要があると思います。

やはり線がまだ細いので、スペースの無いインサイドでは苦しい場面が目立ちました。

シュートもショートすることが多く、今ひとつ乗り切れなかったようです。

とはいえ、その才能の片鱗は随所に見せていましたので、本来のSGでチームにフィット

してくれば、一気にブレークしそうな気がします。

環境に順応するのに時間がかかる性格だという事なので(本人の話)、焦らず確実にステ

ップアップして欲しいと思います。


NO、45 渡辺由夏

石川と同じくジョーンズカップから帰り、3日目から会場に現れ、4日目からベンチに入

りましたが、試合には出場せずにベンチから声を出して、盛り上げてました。



以上。(ハア、ハア、疲れた。)

明日は、チーム全体で感じたことを少々。