サマーキャンプ、総括、PART2.

今日は、シャンソンのチーム全体として感じたことを、書いてみます。

今回のサマーキャンプは、永田、相澤、石川、渡辺といった主力が試合に出場せず、更に

日本代表の中川が怪我で出場する事が出来ませんでした。(日下部も怪我で不出場。)

したがって、試合に出場したメンバーはポジション別に並べると次のようになります。

PG 三木、藤生の2名。

GF 川井、池住、藤吉の3名

F  森本のみ

CF 塚野のみ

C  高田のみ

この中で、塚野が怪我が完治していないようで万全の体調ではなく、森本も初日のトヨタ

戦の終了間際に負傷退場をしてしまい、2日目以降もフル出場とは行きませんでした。

このように、元々若手中心で出場人数が少なかったのですが(8人)、特にインサイド

は非常に手薄な状態で日程をこなしていました。

2戦目の三菱戦の第3Qには、三木、藤生、川井、池住、藤吉といった、全員G若しくは

GFのメンバーで戦う事すらありましたし、大会を通してインサイドの選手が3名以上、

同時にコートに立つ事は一度もありませんでした。

このようなアンバランスな状態での試合であったわけですが、4勝2敗1分という成績で

全日程を終了しました。

ポジヨン争いで押し込まれる場面も多々ありましたが、このメンバー構成からすれば良く

やっていたのではないでしょうか。

やはり若手とはいえ、各選手ポテンシャルの高さを感じさせてくれました。

ここに、今回出場しなかったメンバーが合流すれば、ターンオーバー制も充分視野に入っ

て来るように感じられました。

例えば、

三木、池住、中川、永田、塚野

相澤、藤吉、石川、森本、渡辺

といった具合です。

どちらのチームでも、プレイオフは狙えそうですよね。(ファンの身贔屓でしょう?)

さらに、藤生や川井も控えているのですから、今期の選手層の分厚さは強烈です。

近い将来に主戦PGにならなければいけない若手PGの育成や、河、玉城が抜けてCの専

門職が高田しかいない等課題もありますが、今期に関しては充分に優勝を狙える戦力が

整っていると思います。

逆に言えば、是非この豊富な戦力を活かして、特定の選手に負担がかからないような選

手起用をして欲しいと思います。

ベテランが1年でも長くプレーできるように、若手が1日でも早く主力として戦えるよう

に。

今期のシャンソンであれば、それが出来るはずです。

梅嵜HCも目先の勝敗にこだわらず、どっしりと構えてリーグ戦、全日本選手権を戦って

欲しいと思います。