第3節、1日目。
富士通 93(25-21,27-23,20-24,21-23)91 シャンソン
http://www.wjbl.org/schedule_result/boxscore_html?sid=2115
シャンソン2連敗です。
ノーガードの打ち合いといったスコアですが、今期のシャンソンはまだディフェンスが機能
していない感じです。
それはそれで徐々に修正していけば良いことなのですが、残念だったのはこの試合の選手起
用がベテランに頼りきったものだったことです。
この時期からベテランを酷使して、長いシーズンを乗り切れるのでしょうか。
チームの仕上がりが遅れているのは分りきっている事なのですから、各チームとの対戦が一
巡する第7節までで、勝率が5割を切らなければ良いぐらいの割り切りが欲しいものです。
今のうちに若手も使い込んでおかないと、後半の大事な場面で使う事が出来なくなり、結局
ベテランと心中といった展開になってしまいます。
前年度チャンピオンという事で、新任HCとしては強いプレッシャーがあることは分ります
が、もう少し若手の潜在能力を信じてみましょうよ。
きっと期待に応えてくれます。
リーグ戦は4位までに入ればプレーオフに出れます。
要はプレーオフの段階で最強のチームになっていれば良いのですから、そのために今なにを
するべきかということを考えなくてはなりません。
目先の1勝を闇雲にとりにいくのではなく、長期的な視点を持った戦い方をして欲しいと思
います。
トヨタ 80(28-9,22-17,17-23,13-6)55 デンソー
http://www.wjbl.org/schedule_result/boxscore_html?sid=2114
意外な大差がつきました。
BOXスコアを見る限り、シュートの確率以外大きな違いは見られないのですが・・・。
それだけトヨタのディフェンスが良くて、デンソーにいい形でシュートを打たせなかったと
いうことでしょうか。
榊原(23点)、池田(21点)の日本代表コンビは、さすがの働きでした。
日立HT 69(13-22,16-10,9-32,31-16)80 JOMO
http://www.wjbl.org/schedule_result/boxscore_html?sid=2112
ターンオーバー、スティールといった部分では健闘した日立HTでしたが、山田を止めるこ
とが出来ず、シュート率、リバウンド、ファウルといった部分では劣勢を強いられました。
磯山と野田はそれぞれ24点、22点と活躍しましたが、その他のメンバーで合計23点し
かとれず、手詰まりの感は否めません。
対するJOMOは内外角バランスよく得点していますが、被スティール、ターンオーバーで
相手にボールを渡す事が多く、何度か迫られる展開となり反省を求められます。
日本航空 80(23-18,18-20,19-20,20-20)78 アイシンAW
http://www.wjbl.org/schedule_result/boxscore_html?sid=2113
先週のシャンソンに続いて、日本航空もあわやという所まで追い込まれました。
両チームともに内外角バランスよく得点していますが、アイシンAWのターンオーバーの多
さが勝敗を決めたのでしょうか。
勝ったとはいえ日本航空は、シュート率で下回り、矢代がファールアウトに追い込まれるな
ど、かなり手こずった様です。
好調を維持しているアイシンAWだけに、日本航空としても明日の試合油断できません。
案外アイシンAW鈴木の3Pシュートが、勝敗の鍵を握っているかもしれません。