シャンソンVマジック、前半戦総括。

9月8日に開幕したWJBLも総当り2回戦の前半戦を終了。

予期せぬ故障者の続出等で苦戦を強いられているシャンソンですが、29日からの後半

戦を前に前半戦を数字の上から総括しておきたいと思います。

スタメン回数(14試合中)

14試合    渡辺
13試合    永田、三木
12〜 8試合 0
 7試合    石川、森本
 6試合    相澤
 5試合    0
 4試合    池住、森本
 3試合    0
 2試合    藤生
先発無し    日下部、川井、高田、塚野、中川

出場時間
400分以上  永田(436分)、渡辺(415分)、三木(400分)
350分以上  相澤(368分)
300分以上  森本(305分)
250分以上  0
200分以上  0
150分以上  石川(199分)、藤生(187分)、池住(177分)
100分以上  中川(110分)
 50分以上  川井( 87分)、藤吉( 80分)
 50分以下  塚野( 38分)、高田( 23分)
出場無し    日下部

平均得点
チーム 78.34点 リーグ3位
個人  永田(3位)、渡辺(19位)

平均失点
チーム 73.21点 リーグ5位

フィールドゴール成功率
チーム 45.08% リーグ6位
個人  永田(6位)

対戦相手フィールドゴール成功率
チーム 42.81% リーグ4位

3P成功本数
チーム 5.93本 リーグ7位
個人(成功率) 渡辺(17位)、相澤(22位)

リバウンド獲得数 
チーム 35.36本 リーグ5位
個人  永田(4位)

アシスト数
チーム 17.43回 リーグ4位
個人  永田(5位)、相澤(15位)、藤生(27位)

平均スティール数
チーム 7.29回 リーグ5位
個人  相澤(5位)

ブロック数
チーム 3.07回 リーグ2位T
個人  永田(6位)、森本(9位)

ターンオーバー数
チーム 12.43回 リーグ2位

ゴールアベレージ
チーム 1.07 リーグ4位T


こうして数字を並べてみると、今現在の5位という順位も納得せざるを得ないですね。

こういう結果になった要因としては、以下の事が考えられます。

・昨シーズンのリハビリの意味も含めてベテラン勢がスローペースで調整、また石川、

渡辺の代表への参加、中川の怪我などでチームの仕上がりが遅れたにも拘らず、序盤

戦から日本航空富士通の上位陣と対戦しペースが掴めなかった。

・序盤戦から、池住、三木、石川といった主力に故障が相次ぎ、スタメンを固定できな

かった。


加えてシーズン前に、昨年の主力センターであった河、玉城を引退で失ったことも大き

かったと思われます。

昨シーズンも河は故障でリーグ戦はほとんど出場できず、玉城にしても平均出場時間は

1試合平均10分程度でしたが、それでも永田の負担を減らす事には貢献していました。

今シーズン、特にディフェンスにおける永田の負担は深刻なものがあり、塚野、高田と

いった若手の奮起(成長)が期待されます。

戦術的(技術的?)には、昨シーズンからの課題である3Pが改善されていません。

センター不在で外からのシュートも無いとなれば相手にとっては守りやすく、如何に永

田を擁しているとはいえ勝つにはロースコアゲームに持ち込まざるを得なくなってしま

います。(昨シーズンのファイナルのように)


これから後半戦を迎えるにあたり、主力を初めとした各選手がコンディションを整えな

くてはいけないのは勿論の事、三木、相澤、永田、渡辺、森本、池住に加えて、3Pの

打てるバックコートプレーヤーと、相手センターとディフェンスでマッチアップできる

インサイドのプレーヤーが最低でも1名ずつ台頭してくる事が望まれます。

個人的には、塚野、中川、藤吉といったところに期待しているのですが、出場機会を勝

ち取る事は出来るのでしょうか。


いずれにしても現段階では、冷静に考えてレギュラーシーズンの1位通過は難しいと思

われますので、闇雲に勝利だけを求めて試合に臨むのではなく、プレーオフでのチーム

の最終形を意識してチームを作っていって欲しいと思います。(そんな余裕は無いか

な?)