インカレ2日目。

代々木第一体育館に行って来ました。

第2試合の前半終了間際に会場に到着。

久々の第一体育館でしたが、コートの配置(?)が縦に2コート並んでいる形で、観客

席からはコートを横から見る形になり、それぞれの試合は見やすいのですが2つの試合

を同時進行で見るのには少し見にくいかなというレイアウトでした。

前からこんなレイアウトでしたっけ。(横並びに3、4面取っていた様に思うのです

が。)

こういうレイアウトであれば、男子と女子、それぞれ1面ずつ使用ということにしても

らった方が、私のように主に女子の試合を観戦しているような観客には有り難いのです

が、まあ色々な理由があるでしょうから仕方がないでしょうね。


今回の公式HPのゲームレポートが非常に的確で分りやすいので、試合展開などについ

てはそちらにお任せする事にして、私は感じたことをぼちぼちと書いてみたいと思いま

す。(公式HPはこちら。http://intercollege.jabba-net.com/2006/


会場に着いて先ずAコート寄りに席をとったのですが、Bコートの早稲田大学vs愛媛

女子短期大学のスコアを見て驚きました。

何と34対34の同点です。

大変失礼な話ではありますが、いくら四国1位とはいえ、2年制の短大である愛媛女子

短期大学がそれほど強いとは思っていなかったので、一瞬見間違いじゃないかとスコア

ボードを見直してしまいました。

後半注目してみたところ、早稲田大学愛媛女子短期大学インサイドを攻められない

で、アウトサイドでしか得点できない事が原因だったようです。

愛媛女子短期大学には、ジャトウという183cmの留学生がいるのですが、彼女の他

にも武田という選手が、171cmの登録身長ながら再三に渡って早稲田のシュートを

ブロックしていました。

最終的にはチーム全体のファールがかさんだ事もあり、早稲田大学に振り切られてしま

いましたが、オフェンスでもジャトウの高さを生かして得点を稼ぐなど、戦い方の徹底

されたチームだったと思います。


次に注目してみたのは、Aコート第3試合の大阪体育大学vs順天堂大学

渡辺(佳)と野口という両チームのPGのマッチアップに注目していたのですが、両方

ともチームプレー優先で、期待していたような1on1からの仕掛けはほとんどありま

せんでした。(考えてみれば当たり前なのですが。)

試合のほうはインサイドの高さで勝る大阪体育大学が、内外バランスよく攻め、順天堂

大学を圧倒しました。

渡辺(佳)も余裕の試合展開からか、半分ぐらいの出場にとどまりました。

野口は今年で卒業ですが、是非実業団やクラブチームでプレーを続けて欲しいと思いま

す。(必ず応援しますよ。)


最後はAコートの筑波大学vs広島大学に注目しつつ、Bコートの福岡教育大学vs松

蔭大学をチラチラ見ていました。

筑波大学は、最初こそ相手の切り替えの早いオフェンスとアウトサイドシュートに苦し

んだものの、徐々に力の差を見せ、結果的には100点ゲームでの圧勝となりました。

この試合怪我で欠場していたPG児玉が久々の出場となりましたが、ブランクを感じさ

せないプレー振りで少し驚かされました。

キャプテンの近藤もスタメン出場していましたし、この2人がどれだけ出場できるかは

別にして、インカレに間に合った事は本当に良かったと思います。

大差の試合に、河備、志水、加々美といった普段出場機会に恵まれていない選手のプレ

ーを見る事が出来ましたが、控えにしておくには惜しい選手ばかりです。

特に加々美はまだ2年生ということもあり、来年から貴重な戦力になるんじゃないかと

思います。


その横で試合していた松蔭大学はいつものとおりでした。

終盤リードをしていて時間を殺せば楽に逃げ切れる状況でも、ひたすら最短距離、時間

でゴールを目指し、結果として追い上げを許していました。

まあ、それも含めての松蔭大学ですから、今さら言ってもしょうがないのですが。

関根は今日も37得点です。

どっか、おかしんじゃないの。(苦笑い)


明日は、第一試合から観戦の予定です。