シャンソンvs日本航空の録画を見ながら。

日曜日に行われた試合の録画をやっと見る事が出来ました。

録画してから昨日まで何度かチャレンジしてみたのですが、毎回1Qの終了前後からの記憶

がなくなっています。

冷え切った体を引きずり、すごすごとベッドに体を運んでいたのですが、やっと見れました

よ。(涙)

結論から言えば、両チームとも思ったより出来が良くなかったように感じました。

最終的には15点差をつけたシャンソンですが、日本航空のシュートがもう少し決まってい

れば、あわやといった試合だったように思います。

それでも勝ちは勝ちということで、何人かの選手について触れてみたいと思います。(キャ

ー、エッチ)

・・・コホン。

先ずは池住ですが、若手の中で一番ベテランの中に入っても臆していないように感じます。

高校時代は3Pシューターで、今でも解説者の方々はそういったイメージで解説しています

が、実際にはシャンソンに入団してからの成績はそれとはかけ離れたものです。

ただ、それが幸いしたのか最近はインサイドでの強さに目を見張るものがでてきました。

身体接触を厭わずゴール下の密集で奮闘する場面を数多く見るようになりました。

まだファウルが軽い等、課題はあるものの着実に中心選手として成長してきました。

本来セールスポイントである3Pも復調の兆しが見え始めており、真の大型オールラウンダ

ーへの道を確実に歩んでいるように感じられます。

もともと積極的な選手ですので、プレーオフを契機に大きく羽ばたいて欲しいものです。


次に藤生。

昨シーズンまでは、「ベンチの盛上げ役。」「シャンソンの元気印。」といった印象だった

のですが、今シーズン副キャプテンになった責任感からか、非常に表情が厳しくなっていま

す。

サマーキャンプでも、昨シーズンまでと比べてリングへの意識が強くなってきたように感じ

られ、積極性が全面に出てきたように思います。

以前にもこのブログで書きましたが、私は試合前の彼女のハンドリングドリルだけに入場料

を払ってもいいと思っています。

相澤、三木というリーグを代表する先輩がいるために出場時間に恵まれず、短い出場時間ゆ

えにゲーム感が失われていき、ますます出場時間が与えられなくなるといった悪循環に陥っ

ていますが、ここら辺りで先輩を追い越さないとこのまま終ってしまうかもしれません。

来シーズンは後輩である足羽高校の林も入ってきますし、今期は怪我に泣いたものの、左右

遜色なくプレーできる日下部も後を追いかけてきます。

後輩に負けることなく、是非藤生には一花咲かせて欲しいと思います。



日本航空に関しては、シーズン前「薮内は引退したけれども、伊佐の能力は非常に高いもの

があり、今シーズンも日本航空は強い。」と予想していたわけですが、結果から見れば大き

く予想を外してしまいました。

チームの事情を一番把握しているのはHCであり、私のようなものとやかく言ってもしょう

がないとは分っているのですが、それでも伊佐をもっと信じて使って欲しかった。

ベンチが信頼しなければ、PGは絶対に成長しないからです。

あのトリッキーなプレーがお気に召さないようであれば、いつでもシャンソンに譲ってくだ

さい、幸せにしますよお。


後予想外(予想通りといった気もしますが。)に大きかったのが薮内(敏)の穴でしょう

か。

シャンソン戦のように、矢代、三井がファウルトラブルになると、とたんにインサイド陣の

層の薄さを露呈してしまいます。

来期は、柳沼、長谷川といったところの奮起が期待されます。


出来たらこのカードはプレーオフで見たかったカードですので、シャンソンプレーオフ

定を喜びながらも、やはり寂しさは隠せません。

来年は必ずカムバックしようよ、ネッ。



続けてトヨタvsJOMOも見たのですが、一つだけ。

やっぱり、大神と吉田は全くの別物です。

体格、抜群の身体能力、ボーイッシュなところ等を捉えて同タイプとする人も多いようです

が、大神は稀代の点取り屋であり、吉田は天才ゲームメーカーです。

点を取る能力に関しては大神の方が一枚も二枚も上手ですが、フリーの選手を見つける能

力、コート全体を把握する能力に関しては文句なく吉田が上です。

JOMOのHC、チームメートは分っているはずなのになあ。

やっぱり、年功序列ってヤツでしょうか、PGは大神が務める事が多いようです。

その分他のチームが付け込めるから、良いって言えば良いのですが。