1セット先取が精いっぱい ロシアに敗れ5敗目の日本

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/volley/headlines/20070819-00000084-kyodo_sp-spo.html

決勝ラウンド進出の可能性が消えた中での最終戦

お互いにサーブとサーブレシーブのミスが目立つ試合でしたが、そういう展開になってしまえば日本に勝ち目は無くなります。

内容としてはこれまでの試合と同じなので、割愛させていただきます。


ロシアは昔と比べてチームの雰囲気が大きく変わっていますね。

以前はコーチの怒鳴りまくられてふてくされたようにプレーしていましたが、今はどの選手も余裕のある柔和な表情をしているように感じます。

国の体制が変わったこともあるでしょうし、何よりも監督の性格の違いによるところが大きいのでしょうね。


地元開催にもかかわらず決勝リーグ進出を逃してしまった日本ですが、この先どういった方向を目指してチームを強化していくのでしょうか?

対格差という根本的なハンディを抱えたうえで勝利を目指さなければいけませんので、大変難しい作業になるかと思いますががんばってほしいです。

先ずは客観的に今のチームを分析して、長所、短所の行ってこいでなるべくプラスのポイントが高くなるようなチームを編成することです。


最後に木村選手に一言。

足腰の強化をした方がいいように思われます。

スパイクを打った後尻餅をついたり、レシーブのときすぐにひざを着いてしまったりしています。

ジャンプ力を見れば瞬発力やパワーは十分だと思うのですが、同じ姿勢をキープする粘りが足りないように思われます。

車で例えるなら、パワーはあるけれどもトルクがないといったところでしょうか。

天才と言われ続けてきましたが、もうすでに21歳となり世界的に見ればずば抜けた存在ではありません。

再度サーブレシーブなどの地味なプレーから技術を積み上げていかないと、今後苦しくなっていくような気がします。

まあ本人は十分わかっていると思いますので、余計なお世話でしょうが。(こういうのを老婆心というのでしょうか?)