女子日本代表国際招待試合2008

先ずは先週日曜日に行われた日本代表壮行試合、vsリトアニアから。

今夜skyAで録画放送がありますが、それを見てからだと印象が変わってしまうかもしれませんので、とりあえず記憶をたどりながら現場で感じた事を。

先ず会場に着いて「あれ?」っと思ったのは、オフィシャルとベンチの位置が普段と反対のサイドに設置されていた事。

尚且つ通常であれば、オフィシャルに向って右側に淡色(白)のユニフォームを着用するチームが陣取るはずなのですが、白ユニフォームの日本代表ベンチは左側でした。

TV中継の都合なのか、セレモニーの都合なのか・・・、まあどうでもいいことなのかもしれませんが。

次に、リトアニアがコートに入ってくる前、池住、塚野、渡辺だけがリトアニアサイドのゴールでシュート練習をしていました。

その時はシャンソンでも試合前にはよくやる事なので気にも留めていなかったのですが、今にして思えば「この時既に本人達は落選を覚悟していたのかなあ」、何て深読みをしたりして。

リトアニアの試合前練習にも少し驚かされました。

ランニングシュートから始めたのですが、日本のチームであればほぼ100%全員レイアップにいくところですが、リトアニアはバラバラ。

そのせいか、動きがぎこちなく見え(日本の中学校のチームの方がよっぽどスムーズ)本当にナショナルチームなのか疑ってしまいましたが、試合になると全く日本にひけを取らず、逆に日本の試合前の練習が形式に囚われ過ぎているようにさえ感じられました。


満員の観客、盛り上がった雰囲気の中ティップオフ

1stシリーズで田中がシュートブロックされたのを皮切りに、その後もパスカットからターンオーバーされたりと、vsリトアニア4戦目とは思えないほど高さに対処できておらず、グダグダの内容で前半終了。

後半何とか持ち直して?劇的な逆転勝ちを収めたわけですが、最終予選に向けては悲観的にならざるを得ないような内容でした。

最終メンバー発表前で、各選手のモチベーションをまとめるのが難しかったということはあるかもしれません。

やはり壮行試合という位置づけであるならば、最終メンバーで臨むべき試合であったように思われます。

試合内容に関しては、機会が作れましたらまた詳しく触れて見たいと思います。


そして最終メンバーの発表。

ここからはあくまでも個人的な感想という事で・・・。

一番疑問なのがSGが3人必要なのかという事。

内海、田中、船引といずれもオフェンス力が持ち味のプレーヤーで、ディフェンスには「?」マークが付きます。

尚且つPGで選出された3人がいずれもSGポジションを高レベルでこなせるという事。

初めから劣勢が予想されるインサイド陣(4,5番)で3Pを打てるのが三谷しかいない事。

以上のことを考え合わせて、SGの3人から2人を外して石川をSGで起用。

矢野のバックアップとして渡辺、インサイドの底上げで畑を選出した方がバランスが良かったように思うのですが、いかがでしょうか。


久々の更新でまとまらない内容になってしまいました。

まあ焦らず、ボチボチ、じっくりと。

先は長い。(と思いたい。)


PS 協会様、BOXスコアをお願い致します。

先のリトアニア遠征から、一連の選手選考試合の内容がよく分かりません。

昨今のゴタゴタを考えると、わざと内容を伏せているようにさえ思えます。

「初めから最終メンバーは決まっていたのではないか?」

そんな勘ぐりをさせないためにも、是非善処していただきたく思います。

国内での代表の試合でBOXスコアが公表されないなんて変だと思いませんか。