日韓交流試合「第二弾」、シャンソンvs国民銀行 レポート
何だかんだ言いながら第2戦も観戦してしまいました。
仕事を午前中で切り上げ草薙に向かったのですが、車を飛ばすこと3時間、国道1号線を左折したところでシャンソンの選手を乗せたバスの後ろに付き、そのまま体育館の駐車場へ。
体育館に入る時も有料招待席の入口を探してうろうろしていたら、結局藤吉選手の後ろについて体育館に入ることになりました。(決して狙ったわけではありません。)
藤吉選手を間近で見ると体の線が細い印象を受けるのですが、インサイドでのポジション争いで見せる強さはかなりのものです。
やはり体幹が強いってことなのでしょうか。
入口で手配しておいたチケットを受け取るため立っていたら、他のメンバーから少し遅れて、相澤、川井の両選手が来ました。
スタンドから見ていると2人とも小柄に見えるのですが、間近ですれ違うとやはり一般のの女性のと比べれば大きく感じられました。(縦横ともに。)
私が立っていた場所から、会社の関係者と思われたのでしょうか、「こんにちは。」とあいさつしてくれたのですが、無論何の関係もない私は申し訳ないような気がしました。
やはり貧乏性ですなあ。
待つことしばし(カップヌードルができるくらいでしょうか? うどんとか高級なタイプではなく、普通のやつです。)、チケットを受取入場したのですが、なんと手土産付き。
十六茶の缶とパックですがとても得した気分でした。
そんなこんなでコートサイドの特等席をキープ。
試合前のセレモニー。
審判団の紹介、第1戦に続きこの試合も3人制。
・・・・須黒さん(汗)と・・・大野さん(大汗)と・・・、「インド人もびっくり」ならぬ「韓国人もびっくり」なことにならなければいいのですが。(ちなみにこの試合の退場者は2名。 いずれも国民銀行。)
試合は、両チームともにディフェンスからの仕掛けが激しく、終盤競った展開となり楽しめました。
基本的にはシャンソンのチェックで手いっぱいだったのですが、、国民銀行のインサイド、特に17番は印象に残りました。
試合前にもらったパンフレットには17番の選手は載っておらず、背中のハングルの文字からパンフレットでは7番の JUNG SUN HWA選手だと思われますが、とにかく運動量が半端じゃあない。
スピードでちぎられて、ゴール下でのフリーをたびたび作られていましたし、ポストからの圧力も相当なものでした。
最近日本でも、渡嘉敷、間宮、高田といった若手Cが台頭してきていますが、この選手のように成長してほしいものです。
シャンソンンで17番に1番対抗で来ていたのは川村。
残念ながら足を痛めたらしく2Qのみの出場でしたが、その身体能力は魅力です。
第1戦を欠場し心配された池住でしたが、元気にスタメンで出場。
16得点でシャンソンのポイントリーダー、相変わらず得点力のあるところを見せてくれました。
ただ、このうちの10点は1Qにあげたもので、2Q以降はあまり得点に絡んできませんでした。
マークがきつくなったせいか、それとも意図的に周りを使おうとしたのか・・・?
まだ腰を気にしているようにも見え、ゴール下で大きく上体を反らせるプレーも腰に負担がかかりそうで心配ですが、復帰できたことはチームにとって心強いですね。
決勝点を決めた深野。
多分ベンチの指示だとは思いますが、相澤、池住、川井、藤吉といる中で、ラストプレーを自分で行くあたり、気持ちの強さ、積極性は買いです。
全体的にはまだまだPGらしくありませんが、池住、藤吉がコート上にいれば十分有りな選択肢となりそうです。
同じルーキーの元山。
試合前のアップでの動きが非常にダイナミックでしたので、試合で見たかったのですが出番がなく残念でした。
結構早い時期に出てきそうな気がしますが・・・、このおじさんが言うことはあてにならないからなあ。
チームとしては、ゾーンからボールキャリアに対してトリプルチームを仕掛けた場面は圧巻でした。
多分、今期勝負どころで何度か使われると思いますが、フルコートでのプレスより破壊力はありそうです。(ゲームのシチュエーションにもよりますが。)
心配なのはフロントコート陣のコンディションです。
渡辺が故障で日本代表から離脱していますし、川村がこの試合で故障、中川もアップにも参加せずDNP。
塚野、高田も故障がちですので、この試合でも3Q中盤から藤吉が4番に入っていましたが、ルーキーの杉山の成長を含め開幕までにフロントコート陣のコンヂションが整うよう期待します。
本番開幕まで10日余り、今年はどんなバスケットを見せてくれるのでしょう。
当面は交流戦2試合に出場した選手を中心に戦っていくと思われますが、DNPだったメンバーも必ずその力を必要とされる時が来るはずです。
月並みではありますが、頑張ってほしいなあ。
今ひそかに、豊田行きを画策しています。
可能性は限りなく0に近いのですが・・・、「あきらめたらそこでゲームセット」ですから。
最後まであがこうと思います。