Jリーグ、ジュビロ磐田vs横浜F・マリノス
速攻からの3得点で、マリノスを下しました。
試合開始当初は圧倒的にボールを支配されていましたが、何とか得点を許さず押されな
がらも、前半を0−0で折り返しました。
ボランチを菊地とファブリシオで組み、福西を前に出したことで決定機も作れましたが、
攻撃面では展開力が不足し、守備面ではブロックがうまく作れず相手に決定機を採算与
えてしまいました。(私としては、この3人の組み合わせは何試合か試してみれば、有効
に機能すると思います。)
後半の3点はいずれも速攻から挙げたものですが、アジウソン新監督の戦術が生きたも
のでした。
山本元監督がFWやトップ下の選手にも前線からの守備を求めたのに対して、アジウソン
監督はある程度攻撃に専念する事で、決定力を高めようとしていますが、それが見事に当
たりました。(そうは言っても、前田などはかなり守備に走り回っていますが。)
ただし試合を通して、守備面はいただけませんでした。
選手間の距離や連携がうまく取れていない為に、マリノスに波状攻撃を許し、決定期も何
度も作られていました。
マリノスがフィニッシュに精度を欠いていたので助かりましたが、3点ぐらい取られても
仕方がないところでした。
あと気になったのは、最後の逃げ切りがうまくいかなかったことです。
2点リードしていたので、時間を使う事が最優先となる場面で、シュートにいってみた
り、スルーパスを狙ったりしていましたが、相手にとっては願ってもない事です。
自陣でボールを渡してしまう場面もあり、残り5分で何度も肝を冷やしてしまいました。
こういった勝ち試合の後こそ反省すべきは反省して、次の試合に備えて欲しいものです。
終盤、田中誠を下げた時は驚きましたが、体調が良くなかったのでしょうか。
チョット気になるところですね。