日本沈没

遅ればせながら、観て来ました。

そこそこ楽しめた映画でしたが、小野寺(草磲)と阿部(柴咲)の恋愛描写が中途半端と

いうか、あまり必要性を感じることが出来ず、作品の質を下げているように感じました。

まあ、ツッコミどころは満載といえば満載で、文句を言えばきりがないわけですが、こう

言う作品と思って深く考えずに、単純に楽しんだほうがいいのではないでしょうか。

でも、原作とか前作に思い入れを持つ人にとっては、許しがたい駄作であるのも事実だと

思います。

見に行った人がどう感じるかは、各人の感性やバックボーンによっても違うわけで、それ

によって評価も分かれるわけですが、この作品に関してはその格差が非常に大きいもの

になっているようです。

yahooのユーザーレビューを見ると、この作品に対する評価は平均で2.7ですが、

3をつけている人は非常に少なく、1か5といったように極端なものが多いようです。

これまでに750件ほどのレビューが寄せられていますが、初めの200件ほどは1と

いう評価をする人が9割がただったのですが、最近は5の評価をする人が多くなっていま

す。

実際に感じた事の結果であれば良いのですが、この極端な流れを見るとそれだけではな

いように感じられてなりません。

この映画を失敗させたい人たちと、成功させたい人たちの綱引きの結果であれば非常に

残念です。

まあ結論としては、「他人の意見がどうであれ、自分が満足出来たらそれでいい。」、

「人の意見を参考する事はあっても、鵜呑みにはするな。」ということでしょうか。