2006バスケットボール世界選手権。
貯まっていたDVDを、集中して見ています。
今日のところはとりあえず、
スペインvsセルビア・モンテネグロ
アメリカvsオーストラリア
ギリシャvs中国
を見てみました。
スペインは本当に充実していますね。
終始セルビア・モンテネグロを圧倒し、後半焦りから荒っぽくなった相手に対しても冷静に
対応して、付け入る隙を与えませんでした。
これから、リトアニア、アルゼンチン、アメリカ(おそらく)と、強敵との対戦が続きますが、
アルゼンチン戦さえ乗り切れば、そのまま行ってしまうのでは無いかとさえ思われます。
逆にアメリカはスコアこそ大勝でしたが、戦い方に軽さが感じられ、スペインやアルゼン
チンと競った試合になったとき、脆さを露呈するのではないかと思います。
ただ、ジェームスが、アンソニーやウエイドを隠れ蓑にして、攻撃面でいまいち本気を出
していないようなので、その分アメリカにもプラスアルファが感じられ、決勝で彼が爆発
した場合、アメリカに勝機がでて来るのではと思われます。
残念だったのは、中国の惨敗です。
第2Qの序盤までは互角以上の戦いぶりでしたが、ギリシャが得意のプレスディフェンス
を使い始めると、全く成す術がありませんでした。
アジアでは最強を誇る中国ですらこの有様では、日本がこの先世界に伍して戦っていくの
は本当に大変だと、気持ちが萎えてしまいました。
中国はオリンピックを目指して強化が進むと思いますが、日本も早い段階で中国に対して
互角以上の戦いが出来るようしないと、とても世界相手には戦えないでしょう。
ジェリコHCが退任するという事ですが、なるべく早く協会主導できっちりとした強化方針を
打ち出してもらい、遅れを取ることの無いよう、お願いしたいと思います。