月バス7月号より。

25日発売の月刊バスケットボール7月号。

発売当日に購入したものの暇がなく、やっと今日読む事が出来ました。

やはり最初に目が行ったのは永田のインタビュー。

何でこんなに背負い込んでしまうんだろう。

好きなバスケットを、何故もっと楽しむ事が許されないのだろう。

私のような凡人には分るはずの無い、選ばれし者の宿命とでも言ったら良いのでしょうか。

彼女達が背負っているものが、彼女達のプレーをより一層引き立てているのだろうけれど。


更にショックだったのはトヨタの引退選手。

政木、宮里、鈴木と、皆まだWJBL4年目(今期プレーをしていれば)の25歳の選手た

ちです。

私が大学バスケットにはまった年の最上級生達です。

富士通を退社した今も同じ学年。

何か凄く割り切れない気持ちです。

年々面白くなっている感のある大学バスケットですが、反面WJBLとのレベル差は広がっ

ているように感じられます。

上記の4人を含めて、大学では飛びぬけた存在であってもWJBL上位チームではなかなか

ポジションが取れません。

伊佐、長南、田淵、永石、長谷川といった大学のスターが、個人的な能力、スキルといった

ものよりも、その複雑なシステムに慣れるのに時間がかかるのかも知れませんが、ポジショ

ンが取れていないというのは厳然とした事実。

更に正月のオールジャパンでも、全く歯が立たない状況です。

逆に、高校から大学に上がったばかりで活躍している選手は多くいます。

こういった観点から見ると、バスケットボールで頂点を目指すのであれば、大学に行くのは

遠回りなのかなとさえ思えてしまいます。

そういった思いを払拭してもらう為にも、櫻田には期待しています。

高校3冠時のチームメイト三浦は直接トヨタ入りして3年目にスタメンを獲得しました。

大学進学を選び、4年間大学界のスーパースターであった櫻田は、政木、宮里が抜けたトヨ

タの2番ポジションにすんなりと入れるのでしょうか。

気持ちの上では初年度から活躍して欲しいと思っていますが、冷静かつ客観的に見た場合は

初年度からの活躍は難しいというのが正直なところではあるのですが・・・。

こんな素人の予想が外れてくれれば幸いであります。


それにしても政木の引退は返す返すも残念です。

4年生の時しか見てはいませんが、正に闘将というにふさわしいプレー振りでした。

翌年から関東リーグ戦3連覇を果たす筑波大ですが、この年はまだ日体大等に圧倒されて

苦しい戦いが続きました。

そんな中、ディフェンスにオフェンスに先頭に立ってチームメイトを鼓舞していた姿は感動

的ですらありました。

トヨタ入りしてからはあまり見る機会もなくなってしまいましたが、もっと見て置きたいプ

レーヤーでした。



もうまもなく、WJBLも今期のロースターが発表されると思います。

それに先駆けて、シャンソンが公式サイトで新体制を発表しました。

既に発表されていたように、選手では永田、三木が引退し林が新入団ということで、他チー

ムからの移籍は無く、昨年度から1名減の13名体制となりました。

スタッフでは発表されていた、鄭技術顧問、浜田マネージャーの他大森りトレーナーの名前

がありません。

新しいスタッフとしては、発表されていた近藤マネージャーの他、安徳洙コーチ、下山田陽

子トレーナーが加わっています。

ちなみに私は2人とも存じ上げておりません。

が、期待させていただきます。

相澤はプレーヤー兼コーチですが(一言で言えばプレイングコーチ)、選手とコーチで服装

を替えて写っています。

当り前えっちゃ当たり前なのですが、ご苦労様です。

今年も頼りにしています。

あと、写真撮影の時いつも無理矢理目を大きく開いて写っていた藤吉ですが、今回は程ほど

のようです(小さな写真ですので、そう見えるのかもしれませんが。)。

少し大人になったのでしょうか。