第7週、3日目
シャンソン 43(17−24、11−16、3−17、12−10)67 トヨタ
BOXスコア
http://www.wjbl.org/schedule_result/boxscore_html?sid=2396
ゲームレポート
http://www.wjbl.org/schedule_result/game_report_html?sid=2396
昨日のリベンジを期待しましたが、成す術のない大敗でした。
対戦相手、誰々が云々という問題でなく、シャンソンというチーム全体が見直しを迫られているような気がします。
開幕当初、「1試合を通してプレッシャーをかけ続け、相手のミスを誘う」というコンセプトでオールコートプレスのディフェンスをやり続けたのですが、時間の経過とともに出場時間がベテランに偏り始め、運動量に陰りが見え始めてきました。
今日の試合でも、前線のプレスが弱く相手にプレッシャーをかけられず、もともと薄いゴールしたのディフェンスをつかれる結果となりました。
開幕前、このディフェンスをやり遂げるために相当の走り込みをしてきたようですが、ここにきて疲労の蓄積という結果を招き、シュートの確立悪化、得点力の低下という形につながっているように思えます。
前週のvs富士通2連戦は、接戦の末1勝をあげることができましたが、その代償は大きかったかもしれません。
このところ何試合かは、相澤、石川、池住、塚野、渡辺といったところの出場時間が増えていましたが、池住を除いていずれも足に不安を抱えるメンバーです。
川井、森本、中川、藤好、林といったところが奮起して、出場時間をなるべく多くシェアする必要があるでしょう。
ここで前半が終了したといっても、来週から後半戦が始まります。
このまま目先の勝利を追いかけてもじり貧になるのは目に見えています。
ここで首脳陣は決断を下さなければなりません。
○当初のコンセプトを貫き、オールコートのディフェンスをやり続ける。
それならば、多少の不安はあっても出場メンバーを増やし、ベテラン、スタメン勢の負担を軽減しなければなりません。
○ベテラン、スタメン勢の力を最大限活用するために、プレスディフェンスをオプションのひとつに留め、ノーマルなハーフコートマンツーを主力とする。
ビッグセンターのいるチームの戦いでの不利は覚悟の上で、体力の消耗を極力押さえ安定した戦いを目指す選択肢で、これならば選手交代も少なくて済むでしょう。
私としては前者を選択して欲しいと思います。
今のままではプレーオフに進出できても頂点は望めません。(プレーオフ進出も相当危ないですが。)
思い切ってベテラン勢が回復してくるまで、U−21世界選手権メンバー(林、藤好、中川、塚野、高田)に川井、森本、日下部を加えたメンバー中心に戦っていくのもアリかと。
もちろん落とす試合も多くなるかもしれませんが、もう入れ替え戦はありませんし、うまくはまってベテラン勢の復帰までにそこそこの成績が残せれば大きな自信となるでしょう。
もともと高いポテンシャルをもった選手が揃っていますので、チャレンジする価値は十分にあると思います。
川井、森本がリーダーシップを発揮する状況になるということにも期待します。
一時はダブルスコアも覚悟した今日の惨敗を、どのように糧として建て直しを計っていくのか。
負けることになれる前に、何ならかの手を打たなければなりません。
たとえそれが劇薬であっても。
デンソー 85(25−14、17−19、28−11、15−22)66 日立HT
BOXスコア
http://www.wjbl.org/schedule_result/boxscore_html?sid=2397
ゲームレポート
http://www.wjbl.org/schedule_result/game_report_html?sid=2397
デンソーが雪辱を果たしました。
野田、磯山にはある程度やられたものの、昨日のトップスコアラーである本間を抑えたことが大きかったのでしょうか。
リバウンドでもDFリバウンドの1本だけしか取らせていませんので、かなり修正してきたようです。
次回の直接対決は、12月の第2週。
中2週おいての再戦。
注目です。
JOMO 103(26−23、29−16、25−11、21−26)76 アイシンAW
BOXスコア
http://www.wjbl.org/schedule_result/boxscore_html?sid=2398
ゲームレポート
http://www.wjbl.org/schedule_result/game_report_html?sid=2398
「1勝したからとりあえずもういいや。」ってなことでもないのでしょうが、アイシンAW100点ゲームでの敗戦です。
得点は76点とそこそことっているのですが(シャンソンから見ればうらやましい点数です。)、ディフェンスがあまりにもザルです。
JOMOのシュート成功率、2Pが60.3%、3Pが57.1%、トータルで60%って有り得なくないですか。
来週富士通との頂上決戦に臨むJOMOにとっては、勢いのつく一戦だったんでしょうね。
これで前半戦は終了です。
前半戦を終わっての順位は
富士通 11勝 3敗
JOMO 11勝 3敗
トヨタ 10勝 4敗
シャンソン 7勝 7敗
アイシンAW 7勝 7敗
日本航空 6勝 8敗
デンソー 3勝11敗
日立HT 1勝13敗
となりました。
優勝争い、プレーオフ進出争い、入れ替え戦争いと、はっきり3つのグループに分かれてしまいました。
来週から早くも後半戦がスタートです。
カードは
早くもJOMOvs富士通の頂上決戦がありますが、正直言ってそれどころではありません。
前回の戦いで苦戦を強いられた日立HTに連勝できるのでしょうか。
なんとか、ベテランを休ませながら勝つという、都合の良いことにはならないでしょうか。
前半戦を終了して、やっと個人成績もUPされました。
予想はしていましたが、シャンソン勢が・・・。
なんと寂しいことでしょう。