サマーキャンプ2008、3日目
今日はvs東京、vs秋田銀行の2試合です。
試合前、ミニバス、高校生を対象としたクリニックが開催され、各チームから2名ずつアシスタントとして参加していました。
シャンソンからは、相澤、石川。
それぞれのチームのユニフォーム(濃色)を着ていたのですが、やはりピンクは目立っていました。
それでは試合のレポートです。
シャンソン101(17−30、32−19、31−22、21−18)84 東京
各Qのスタメンは
1Q 伊佐、川井、林田、藤好、高田(途中出場 林)
2Q 藤生、川井、池住、渡辺、塚野
3Q 藤生、林、池住、藤好、中川
4Q 伊佐、林、川井、林田、渡辺(途中出場 藤生、藤好)
DNPは日下部、相澤、石川
トップスコアラーは藤好で18点
その他の二桁得点者は、藤生17点、渡辺15点、林11点、池住10点
3試合目にして初めて100点試合での勝利です。
しかし内容はあまりほめられたものではありませんでした。
1Qのはじめからダブルドリブル、トラベリングといったバイオレーションやファウルのオンパレードでリズムに乗り損ね、東京にやりたい放題やられてしまいました。
2Qベテラン勢の投入で立て直したものの、1Qのメンバーには猛省を促したいと思います。
追いついた後も速攻からフリーのシュートを外してみたり、フリースローを決められなかったりで、なかなか突き放すことが出来ませんでした。
ベンチも3、4Qをノーセンターでメンバーを組むなどいろいろチャレンジしていましたが、各プレーヤーがしっかりとプレー出来ていないと何をやっても砂上の楼閣。
連日の試合で体力的にもきつくなってくるとは思いますが、ポジション獲得の正念場と思って自分に鞭を入れてほしいものです。
秋田銀行 46(10−25、14−28、11−21、11−12)86 シャンソン
各Qのスタメンは
1Q 林、川井、藤好、中川、高田
2Q 藤生、池住、藤好、渡辺、塚野(途中出場 伊佐、林田)
3Q 林、川井、池住、渡辺、高田(途中出場 林田、藤好)
4Q 藤生、伊佐、林田、中川、塚野
DNPは日下部、相澤、石川
トップスコアラーは中川で19点
その他の二桁得点者は渡辺の15点
相手が委縮していたこともあり大差での勝利となりましたが、試合終了前の約4分間無得点という問題も・・・。
このQ得点したのは中川(10点)と伊佐(2点)のみ。
こういった膠着状態に陥った時誰が何をするのか(しようとするのか)各自じぶんに問いかけてみる必要がありそうです。
ここまでの試合を見て気になった点をいくつか
●ディフェンスが弱い
ボールへのプレッシャーはかけているのですが、相手のボール回しについていけず3Pをフリーで打たれる場面が多い。
またゴール近くでのあわせに対応できいケースが目立つ。
ボールに近いプレーヤー以外の足が動いていないのでは。
●リバウンドがとれない
今日対戦したW1の東京や、秋田銀行にさえリバウンドで圧倒することができない。
相手の飛び込みリバウンドに対応できていない。
●狭い地域での細かいパスがことごとくカットされている
ターンオーバーのほとんどがこれで、完全によまれているようにかんじられます
●伊佐に焦りが感じられる
PG候補が3人(相澤を入れれば4人)いるため、出場時間が限られている。
どうしても結果を求めるため、プレーに余裕が見られない。
まだ時間は充分にありますので、遊び心を持ってプレーしてほしいと思います。
まあ、今の段階で課題が見つかるというのは悪いことではありません。
要は秋の本番に向けてどう修正していけるかということでしょう。
がんばれやーい。(髭男爵風に)
その他の試合から
サマーキャンプでの対戦ですからガチンコなんてことはあり得ないわけですが、昨シーズンのファイナルのカードということで会場内の観客の多くがDコートに注目していました。
結果的にはJOMOの大勝となりましたが、注目のポイントが多くあり面白い試合でした。
私の一番の注目ポイントは、大学バスケットボール界屈指のC(あるいはインサイド)だった石川、鈴木と諏訪のマッチアップ。
ちなみにこの3人は同い年です。
ゴール下のプレーだけで言えば、諏訪が圧倒していたように感じられましたが、開始早々鈴木が3Pを打つなど富士通のインサイドらしき一面も見せていました。
鈴木のほうはあまり目立ちませんでしたが、諏訪に対するディフェンスに関しては石川よりも良かったのかなと・・・。(あくまでも私見でございます。)
タレントの豊富さでは富士通が上回るものの、チームとしてのまとまりはJOMO。
やはりPGとしての吉田は秀逸です。
内海も気持ちを前面に出してチームを引っ張っていたように思われます。
こちらは昨シーズンの入れ替え戦のカード。
もしかしたら今年度も・・・。(個人的には無いと思っています。)
なかなか面白い試合でしたが、ラストの三菱電気のディフェンスは?です。
一点差のあの場面でなぜあんなプレッシャーをかけなければいけなかったのでしょうか。
もし決められても3Pでなければ十分にオフェンスの時間は残っていたはずなのに。
そしてファールを取られたあとはやはりファールゲームに行かなければ。
チームファールはまだ二つでしたが、ボールの入りばなを狙って立て続けにファールをして、相手にフリースローを打たせてオフェンスの時間を残す・・・。
サマーキャンプなんでそこまでやんないよってか。
失礼しました。
関根にとっては苦い経験が続いていますが頑張ろうね。
「良薬口に苦し」なんちってね。
明日はトヨタ紡織の渡辺を久々に見られるので楽しみです。