サマーキャンプ2008、4日目

今日もvsエバラ、vsトヨタ紡織の2試合でした。

昨日まで帯同していた相澤、石川の姿は見当たりませんでしたので、一足早く戻ったのかもしれません。

それでは試合のレポートです。

エバラ 54(8−24、23−31、15−26、8−33)114 シャンソン

各Qのスタメンは

1Q 藤生、池住、藤好、中川、塚野

2Q 林、伊佐、川井、林田、渡辺

3Q 林、川井、藤好、渡辺、塚野(途中出場 林田)

4Q 藤生、林、池住、林田、中川

この試合のトップスコアラーは、中川で22点

その他の二桁得点は、池住17点、林14点、川井13点、渡辺13点、藤好11点

DNPは前日までの3人に加えて高田。

2日目の試合後、右肩をアイシングしているのを見かけましたので、状態が悪化したのかもしれません。

まったくお嬢は心配させてくれます。

試合はシャンソンが云々というよりも、エバラがまだチームの体をなしていませんでした。

今期富士通から矢野(優)、稲本を補強し期待されていましたが、チームの仕上がりのみならず、各プレーヤーのパフォーマンスもまだまだこれから高めていかなければいけないようです。

今までよりもオーソドックスな戦術を志向しているようにも感じられましたが、個人的には3P乱れ打ちのエバラのほうが好きでした。

何にしても秋の本番に間に合うのかちょっと心配です。


大勝したもののシャンソンもいま一つピリッとしません。

トップスコアラーの中川は再三トラベリングをとられ池住にアドバイスをされていましたが、今更どうしたことでしょうか。

日本国内の試合のみならず、ヤングウーメンなどの国際試合の経験もある選手なのに。

トラベリングの基準が変わったのでしょうか?

でもとられない選手だっているのに・・・、うーん。

審判の笛にばらつきがあるようにも感じられますが、言い訳にはなりませんやねえ。

プレー全般に影響してきますので、早いところ修正してくださいね。




シャンソン 84(14−18、28−20、19−8、23−24)70 トヨタ紡織

各Qのスタメンは

1Q 林、川井、藤好、中川、塚野(途中出場 藤生、林田)

2Q 藤生、池住、林田、渡辺、塚野(途中出場 伊佐、中川)

3Q 林、川井、林田、藤好、塚野

4Q 藤生、伊佐、池住、中川、渡辺(途中出場 川井)

この試合のトップスコアラーは、中川で17点。

その他の二桁得点は、塚野16点、渡辺12点、伊佐10点、渡辺10点。

DNPはvsエバラと同じ4人。


この試合、トヨタ紡織の新人渡辺に注目していましたが、やはり素晴らしいPGでした。

スピード、プレーのよみ視野の広さ、ボールへの執着心、いずれも一級品。

1Qは林もしてやられる場面が何度かあり、藤生と交代でベンチに下げられ頭を冷やさせられていました。

ただ、3Qには意地を見せて倍にしてお返しをするあたり、林らしい気の強さを見せていましたが。


この試合でもトラベリングが多発。

今度は藤好までも・・・、どうしてしまったのでしょうか?


残すところあと1試合。

最後はきっちりとした試合を見せてくださいね。



その他の試合では引き分け試合が2試合も。

三菱電機vs日立HTとデンソーvs日本航空

特にデンソーvs日本航空はラストプレーで日本航空で追いつく劇的な展開、しかも決めたのが矢代とくればサポーターにはたまらない展開だったでしょう。

三菱電機vs日立HTも終了直前に三菱電機が追い付きましたが、こちらは橋本のフリースローという若干地味な展開。

でもプレッシャーのかかる場面で確実に2本決めた橋本の精神力もさすがです。


トヨタvs富士通も、鈴木、石川の大物新人に注目してみました。

トヨタの鈴木、池田、榊原といったあたりにサッカーで言うところの「ちんちん」にされる場面もありましたが、学生時代あまり打たなかった3Pにチャレンジするなど、富士通らしいプレーヤーになるため勉強中といったところでしょうか。

試合のほうはベストの布陣で臨んだトヨタがツープラトン富士通に快勝しました。

しかし、やはりインサイドの層の薄さは感じられました。

秋本番までに目途をつけておかないと、連戦は乗り切れないんじゃないかと・・・。

余計なお世話であります。